「走り幅跳び」

by okada
4月 21 2020 年

 

皆さんも学生時代に体育の授業で1度は経験がある「走り幅跳び」。その走り幅跳びで重要な助走ですが、助走路と呼ばれるエリアの中であればどれだけ長い距離を走っても構いません。逆に言えば全く助走をしないで跳んでも良いのです。また助走の走り方についても自由です。後ろ向きに走っても良いですし、フィギュアスケーターのようにクルクルと回転しながら走っても問題ありません。

そんな「走り幅跳び」ですがやってはいけないことがあります。それはジャンプ時に体操競技のような空中回転をすること。これは、助走のスピードを生かして踏み切り板でジャンプした後、前方宙返りで着地する跳び方をアメリカ運動力学学者のトム・エッカー氏が1974年に考案し、この跳び方に果敢にチャレンジした選手が続出し、驚くことに記録が軒並み伸びたのですが、あまりにも危険であると判断されたためすぐに禁止となりました。

陸上部に入部した新入生の皆さん、走り幅跳びでは大きく分けて「かがみ跳び(踏み切りで振り上げ足を前に大きく引きあげ、踏み切った方の足を前に出し両足を揃えて着地)」「そり跳び(基本的にはかがみ跳びと同じですが滞空中に大きく体を反らせる)」「はさみ跳び(滞空中も手脚を助走の疾走フォームの延長で動かす)」の3種類の跳び方がありまので、自分に合う跳び方を見つけ、好記録を目指してくださいね!