松山市では119番通報から、救急車が現場に到着するまでの所要時間は約7分。救急車到着までの時間は生死を左右する最も重要な時間です。到着するまでに何も応急処置しなければ救命の可能性は10%程度と言われており、仮に一命を取り留めたとしても、元の生活が出来るまでに回復することは非常に困難となってしまうのです。
当財団では職員一人ひとりが、現場で起こる様々な状況に迅速かつ冷静な判断力で対応でき、市民の皆様の大切な命を救えるよう、定期的に救命講習会を実施しています。今回も松山市消防局から講師を招き、人工呼吸や胸骨圧迫といった心肺蘇生法、AED(自動体外式除細動器)の使用方法、出血手当などを学びました。