サウナの発祥の地と言われており、オフィスや空港、自宅にまでサウナを作ってしまうほどこよなくサウナを愛する国フィンランド。そんなフィンランドにある東フィンランド大学の研究チームは、週に4~7回サウナを利用する人は、週に1回サウナを利用する人に比べて、認知症になるリスクが低いという調査結果を発表しました。
フィンランド東部に住む、サウナ好きで健康な中年男性2,000人を対象としたこの調査。「週に1回サウナを利用するグループ」「週に2~3回サウナを利用するグループ」「週に4~7回サウナを利用するグループ」の3グループに分け、その後の健康状態を20年間という長期間に渡り追跡調査したのです。
その結果、頻繁にサウナを利用する「週に4~7回サウナを利用するグループ」の被験者らが最も認知症のリスクが低いことが判明。「週に4~7回サウナを利用するグループ」の被験者らは「週に1回サウナを利用するグループ」の被験者らに比べ、痴呆になるリスクが66%、アルツハイマーになる確率が65%低いという結果になったのです。
なぜサウナを利用する頻度の多い人が認知症になりにくいかの医学的根拠は今のところ不明だそうですが、高齢化社会の日本人にとってはとても興味深い調査結果と言えます。私も4月1日付で新しい部署へ異動となり中央公園での業務も残り2日となりました。年度末の重要な事務処理をうっかり忘れていたということがないように、今晩は行きつけのサウナでリフレッシュしたいと思います!(笑)