中学校の卒業式を終えて家に帰ってきた長男の制服のボタンがなくなっていることに気付きました(笑)。卒業式の日に女子生徒が意中の男子生徒から制服の第2ボタンをもらうという甘酸っぱいこの風習。そもそもどのように広まったのでしょう?
これには様々な説があるそうなのですが、昭和30年代に公開された映画で、特攻隊に志願した若き主人公が大切に想っていた女性に何かを渡しておきたいという思いから、出撃前に軍服の第2ボタンを引きちぎったシーンからきた説。
制服のボタンには第1ボタンが自分、第2ボタンが大切な人、第3ボタンが友人、第4ボタンが家族という意味が込められているからという説。
昭和50年代にヒットした卒業をテーマにした曲の中に「記念に下さいボタンをひとつ」という歌詞があり、影響を受けやすい当時の中学生がそれを真似たという説。
他にも第2ボタンは心臓に近い位置にあるので「ハートをつかむ」という意味がある説、1番触るのが第2ボタンだからという説など、いずれもありそうな理由ばかり。皆さんはどの説を信じますか?(笑)