先日行われた陸上の日本選手権、男子やり投げは大会新記録でディーン元気選手が初優勝し、自己記録を更新した愛媛県上島町出身の村上幸史選手と共にロンドンオリンピック出場を決めました。
大会組織委員会のセバスチャン・コー会長が「インスパイア・ア・ジェネレーション」という大会スローガンを発表しました。日本語訳にすると「世代を超えたインスピレーション」。
ディーン選手20歳、村上選手32歳、村上選手の日本選手権13連覇を阻止し、伸び盛りで一発の力を秘めているディーン選手。世界選手権銅メダリスト、オリンピック3大会連続出場の安定感抜群の村上選手。歳が一回りも違うこの2人のライバルにはまさにぴったりのスローガンです。
ロンドンオリンピックまで1ヶ月余り。村上選手の地元上島町民はもちろん愛媛県民が応援しています。村上選手も地元新聞社のインタビューで「地元の声援に感謝の気持ちを持ち、メダル獲得を目指し頑張りたい」と言っていました。
自分もこの松山で陸上競技を始め、今の自分があります。地元で伸び伸びと競技を続けられた感謝の気持ちから、スポーツを通じ少しでも地元松山の役に立ちたいという気持ちが今の仕事を選ぶきっかけとなりました。
愛媛には「愛」があります。スポーツ愛、家族愛、皆さんそれぞれにいろいろな愛の形があると思います。ロンドンオリンピックは「日本愛」。皆さんの「愛」でオリンピックを盛り上げましょう。