ジョギングをされているほとんどの方が30分以上、中には2時間以上走り込みを行う方もいらっしゃいます。長時間走るからこそ大事なポイントは理想的なフォームを身に付けること。走り終わった後に膝や足首、腰や背中など身体のあちらこちらが痛くなったり、不自然に疲れるという方はフォームが原因なのかもしれません。
走り幅跳びを専門にしている陸上部の長男は、暇さえあればオリンピックや世界選手権の録画映像でトップ選手のフォームを食い入るように見ているのですが、当財団ジョギング教室の皆さんも自分のお手本となる選手をのフォームをチェックしてみませんか?
そこで私の一押しは現在の中長距離界で最も速く、最も美しいフォームで走るランナーと言われているモハメド・ファラー選手(イギリス)。5,000mと10,000mでオリンピック2連覇中のファラー選手の走りは、リラックスしていて無駄な力が一切入っていません。それでいて大きくリズミカルでスピーディーなのです。
「ファラー選手の走りをイメージして走りましょう!」と言われても難しいかもしれませんが、実際に世界で活躍するトップ選手の映像を見ることで何かしら得られるものがあると思います。是非一度インターネットの動画サイトなどでファラー選手の理想的な走りをチェックしてみて下さいね。