さあこの一週間は、サッカーワールドカップ最終予選で日本中が盛り上がっています。
「ドーハの悲劇」を生で体験した私たちの世代から見ると、W杯最終予選を3-0、6-0で連勝する時代が来るなどということは、想像もできませんでした。
(もちろんいつかはそういう強い日本代表になるだろうという思いはありました。)
まだ一度もW杯にも出場していなかった頃、最終予選は毎試合が崖っぷち、後がない真剣勝負の連続でした。
いまの連勝、大量得点も応援していて気持ちが良いですが、今思えばあのころの予選のほうがはるかに一試合の重みが大きく、はるかに面白い試合の連続でした。
そして大会も、とてもドラマティックな展開で、小説や映画をもしのぐほどのストーリー展開だったと思います。
当時かのキングカズこと三浦和良選手は「今の日本代表に足りないものは何ですか?」と聞かれ
「歴史です」と答えました。
今、ドーハの悲劇から20年が経ち、カズ選手の言葉の意味、重みがよくわかります。
当時の日本代表もW杯に出場できる実力はあったと思います。
しかし、勝ち点を積み重ねていく試合運び、ホームとアウェイでの戦い方、1対1で相手選手と対峙した時、歴史=経験がないためにメンタルな部分で負けてしまっていたことがあったのだと思います。
今私はお客さまに、ストレッチや筋力トレーニング等を統合したコンディショニング教室を指導していますが、生徒の方は約200名ほどいらっしゃいます。
初めは5~6名でスタートした教室。今では毎回抽選をするような教室にすることができました。
これもあきらめないでやり続けてきた歴史だと思います。
「継続は力なり」
若いスポーツ選手、スポーツ指導者の方に送りたい言葉です。
一度志した道は簡単にあきらめてはいけません。
・・・というわけで本日W杯最終予選はオーストラリアと戦います。
夜7時から・・・
私が仕事をしている夜7時から・・・(涙)