「引き出しを増やす」

by okada
11月 12 2016 年

(松山中央公園キッズコーディネーション教室)

 

松山中央公園ではテニスやサッカー、野球やランニング(かけっこ)などのキッズスポーツ教室を開催しているのですが、1つの種目だけでなく様々な種目にチャレンジする子供さんがたくさんいます。子供の頃に複数のスポーツを経験するメリットは「動きの引き出し」が増えるということ。世界で活躍するアスリートは幼少期に多種多様なスポーツ経験があることが大きな要因だと言われています。

高校野球界注目の清宮幸太郎選手(早稲田実業)のお父さん(克幸さん)が社会人ラグビーの監督であることは有名ですが、克幸さんは「将来の運動能力が開花するのは12歳くらいまでの経験にかかっている。だから様々なスポーツを経験させるのが大事」と考え、幸太郎選手は幼いころから水泳やラグビー、テニスなどを経験したそうです。

プロテニスプレーヤーの錦織圭選手も水泳やサッカー、野球の経験があり、テニス一本に専念するようになったのは12歳の頃。ラグビー日本代表の五郎丸歩選手も中学時代サッカー部とラグビー部の両方で活躍していたといいます。このように日本でも子供の頃から複数のスポーツに取り組む例が増えてきているのです。

スポーツを行うには体の様々な要素が複雑に絡み合って一連の動きを作りだしています。幅広く多種多様な動きを経験していると、スポーツを行う回路が精密に作られ、それらがベースとなり能力が大きく開花するのです。またスポーツに限らず、体を動かす日常生活の中でも怪我が少ない、器用である、新しいことを習得するスピードが早いなど様々な場面で役立つのではないでしょうか。

10歳前後の子供たちの身体はまだ未熟ですが、神経系はほぼ大人並に発達します。神経系ネットワークが盛んに作られるこの時期に多種多様な刺激を与えることは未知の可能性を引き出すチャンスとなります。早い時期に「これ」と決めてしまわずに、たくさんのスポーツを経験してみて下さいね。

12月4日(日)松山中央公園では「キッズスポーツフェスタ(愛顔つなぐえひめ国体300日前イベント)」を開催いたします。野球やテニス、サッカーやコーディネーショントレーニングを体験して頂き、スポーツを通じて子供達の可能性を広げようというイベントです。スポーツには未来を生み出すチカラがあります。皆様のご応募お待ちしております。

 

◆松山中央公園キッズスポーツフェスタ

【対象】 小学1年~6年生で運動しても健康上問題のない児童

【日程】 平成28年12月4日(日)

【時間】 9:15~15:00

【定員】 240名(応募多数の場合は抽選)

【会場】 松山中央公園内施設

【参加費用】 1,000円(児童1名)

【指導者】 

大倉孝一氏(侍ジャパン野球女子日本代表監督)

山内孝史氏(日本テニス協会公認S級エリートコーチ)

愛媛県テニス協会指導員

愛媛FCスクールコーチ

上之園亜佐子氏(キッズスーパーインストラクター)

【準備物】 運動しやすい服装・シューズ・タオル・飲料水 ※雨天時には屋内用シューズをご持参下さい。

【申込方法】 はがきもしくは松山中央公園に設置しております所定の申込用紙に必要事項ご記入の上、お申込み下さい。

【申込期間】 11月22日(火)必着。応募多数の場合は抽選となります。

【電話】 松山中央公園 TEL089-965-3000