1960年代、イタリアのプラスチック製造メーカーが製造し、その後、スイスに輸出されリハビリ用に医療器具として使用されはじめた「バランスボール」。日本には1980年代に伝わり、現在では一般の方のフィットネス用品として、またアスリートの体幹トレーニングまで幅広く使用されています。
身体に密着させバランス感覚を養う運動を主に行うアイテムの為、通称「バランスボール」と呼ばれていますが、専門書などでは、スイスで広まったということで「スイスボール」や、運動に使用するということで「エクササイズボール」「ジムナステックボール」と呼ばれることもあります。
人の身体は左右対象ではありません。日常での基本動作、「歩く」「立つ」「座る」という動作を見ても、人には癖があります。手に右利き・左利きがあるように、身体全体も使い方のバランスが違うのです。
バランスボールエクササイズでは、身体のどちらかに重心が傾いていたのではボールの上にしっかりと乗ることができません。バランスが崩れて転んでしまうのです。
バランスボールに乗り、不安定な状態の中で前後左右の筋肉のバランスを調整し、普段あまり上手く使えてない深層部の筋肉(骨の近くや身体の内側に付く補助的な筋肉)に効果的な刺激を与えてくれるバランスボールエクササイズ。
個人の筋力レベルに合わせ、自由に運動強度を調節できるのも魅力の1つ。当財団の「おなか引き締めバランスボール教室」では、バランスボールを使い、引き締めたい部分のエクササイズをアドバイスする内容となっております。皆様のご参加、是非お待ちしております。