「グランドキーパー」

by okada
4月 17 2015 年


(松山中央公園坊っちゃんスタジアム)

 

松山中央公園内にある坊っちゃんスタジアムで開催されたプロ野球のヤクルトスワローズVS広島カープの2連戦。14日(火)は残念ながら2回裏終了後に雨天ノーゲームとなりましたが、15日(水)は天気が回復。試合は石山(ヤクルト)、前田(広島)両投手の息詰まる投手戦となり、詰掛けた約1万7千人の皆さんが熱い声援を送りました。

このようなスポットライトが当たる華やかな舞台の裏ではそれを支える裏方の努力があります。松山中央公園ではプロ野球選手や高校球児がベストコンディションでプレー出来るよう、炎天下での芝刈りや散水、天候に合わせた試合前後の整備に至るまで、当財団のグラウンドキーパー担当職員が年間を通じて管理しているのです。

グラウンドのわずかな乱れはプレーヤーの致命的なミスや怪我につながり、勝敗の行方や選手生命をも左右しかねません。選手たちが最高の環境でプレー出来るよう、グラウンドをその日に合ったベストの状態に保つことがグラウンドキーパーの重要な仕事なのです。

私もこの4月から松山中央公園に配属され、グラウンドキーパー担当職員と一緒に仕事をする機会が多いのですが、どのように整備すれば選手がプレーしやすいかを追求する想像力や気配り、他のスタッフと連携して作業を進める協調性、そして裏方に徹し切れる献身性など新天地で学ぶことが沢山。

野球場の管理業務はまだまだ初心者ですが、できるだけ早く一人前になるために日々努力し、野球王国愛媛を代表する球場であるこの坊っちゃんスタジアムでの仕事に対し責任感を持ち、市民の皆さんに末長く愛される施設作りに取り組んでいきたいと思います!

 

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