あけましておめでとうございます。12月27日(土)から1月4日(日)まで9連休という方も多い年末年始休暇。この長いお休みを利用し、マイカーで旅行されている方も多いと思いますが、運転中は乗り物酔いはしないのに、後部座席に座っていると乗り物酔いになった経験はありませんか?乗り物酔いは体の3つの部分が関係しています。
1つめは「目」、2つめは「筋肉」、そして3つめは意外な所ですが「耳」、です。耳の奥には三半規管というバランスを司る器官があるのですが、三半規管の中にあるリンパ液が体の傾きを察知して脳に信号を送り、体のバランスを保っています。
運転中は自分で車を操作する訳ですから、もちろん目で周囲の状況が認識でき、発進や停止などのスピードの変化や、カーブなどでの遠心力は筋肉で意識する事で、耳の三半規管で察知している感覚の調和がとれ、正常な信号を脳に送る事が出来るのですが、後部座席ではスピードの変化や、車の上下左右の揺れが自分自身では確認しにくい受け身の状態。三半規管の中にあるリンパ液が体の傾きを察知できなくなり、異常な信号が送られた混乱した脳が原因で乗り物酔いになってしまうのです。
予防方法としては、正常な信号を脳に送るようにする為になるべく自分で運転するか、助手席や後部座席に座る場合はスピードやカーブなどを予測し、進行方向に合わせて軽く体を傾けるなどして乗り物酔いを予防し、快適なドライブで素敵な思い出となる旅行をお楽しみ下さい!