(松山中央公園キッズ初めての野球教室)
2013年度の文部科学省「体力・運動能力調査」の結果が発表されました。東京オリンピックが開催された1964年から毎年行われている調査で今回で50回目となります。
1985年度頃をピークに低下傾向にあった小学生の50m走や反復横とびなどの運動能力は少しずつ伸びてきていますが、記録が著しく低下しているのが男子のソフトボール投げ。1964年度と比べて2013年度は約6m低くなっているのです。
ソフトボール投げの記録が伸びない理由ですが、ボールを遠くに投げるという動作が上手く出来ない事が大きな原因の1つ。ボール遊びができる空地などが少なくなり、野球禁止の公園も多く、キャッチボールをする機会が少なくなった事が関係しているのではないでしょうか。
のびのびと体を動かす事は、スポーツと触れ合う楽しさを教えてくれます。「松山市の子供達に思いきりボールを投げてもらいたい!思いきりバットを振ってもらいたい!」そんな思いからスタートした〝キッズ初めての野球教室〟も今年で2度目。住宅密集地にある公園とは違い、ボールが飛んできても物が壊れる心配がまったくない広々とした松山中央公園屋内運動場で、約90人の子供達は愛媛マンダリンパイレーツOBから基本動作などの指導を受け、元気よく体を動かしていました。