厚生労働省のデータによると、日本人男性の2013年平均寿命が2012年を0.27歳上まわる80.21歳となり、1891年の調査開始以降初めて80歳を超えました。
日本人女性の2013年平均寿命は過去最高の86.61歳で2年連続世界一。2010年まで26年連続で平均寿命世界一の座を守り続けていましたが、東日本大震災が起きた2011年に香港に抜かれ2位。2012年に再び首位に返り咲きました。
先日、私がスポーツジムのサウナに入っていた時のお話なのですが、日本人男性の平均寿命が80歳を超えたニュースを見た会員さんが「ワシもあと〇〇年で平均寿命だなぁ・・・」というお話をされていたのですが、実は平均寿命とは、その年に生まれた0歳児が平均で何年間生きられるかを予測した数値なのです。
具体的な計算方法としては、各年齢の年間死亡率を求め、その年に生まれた人口がこの死亡率に従って毎年どれだけ死亡するかを計算し、それぞれの死亡した年齢を平均したものが平均寿命となります。ですからお母さんに抱きかかえられている可愛らしい男の赤ちゃんの平均寿命が80.21歳、可愛らしい女の赤ちゃんの平均寿命が86.21歳という訳なのです!
ちなみに明治・大正時代の日本人平均寿命は40歳代で、50歳を超えたのが昭和22年。私(写真)が生まれた1972年の日本人男性平均寿命は70.50歳ですから、このデータだけで見ると私の残り人生はあと27年という計算となってしまうのです。
◆2013年平均寿命
【男性】
①香港80.87歳 ②アイスランド80.8歳
③スイス80.5歳 ④日本80.21歳 ⑤シンガポール80.2歳
【女性】
①日本86.61歳 ②香港86.57歳
③スペイン85.13歳 ④フランス85歳 ⑤84.7歳