皆さんはサッカーやバスケットボール、その他のスポーツ選手のプレーを見て、あの選手は「スゴい」「上手い」「センスがいい」と思った事がありませんか？そういった選手はプレーの変化、自分の置かれている状況を素早く把握し、理解するのが上手いのです。ですから素晴らしいシュートを決められたり、正確な送球やパスが出せたり、いとも簡単にドリブルで相手を抜く事が出来るのです。このようなプレーが出来る選手達が備えているもの、それが〝コーディネーション能力〟です。

皆さんの周りにもスポーツが得意な人と、苦手な人がいると思います。この差の原因の１つに、脳で考えて実際に体が動くまでの一連の流れの処理速度の違いがあります。スポーツが得意な人はこの一連の流れを素早く、それも正確に行えるため動きにスムーズさがあります。一方、スポーツが苦手な人は脳から次々と伝達されてくる指令に対して処理が追いつかず、脳と筋肉が上手く連動せず、ぎこちない動きになってしまうのです。

ひと昔前まで子供達は遊びの中で〝コーディネーション能力〟を磨いていました。その代表的な遊びが皆さんも幼少期に１度は経験したことがある〝鬼ごっこ〟。当財団では野球やハンドボール、テニスやバドミントンなどの様々なキッズスポーツ教室を開催していますが、鬼ごっこと１番共通点が多いスポーツといえば〝タグラグビー〟ではないでしょうか。

タグラグビーとは細長いタグ（リボン）を腰につけてプレーするラグビー。ボールを抱え相手チーム（鬼）がいないスペースに走り、相手チーム（鬼）から逃げ、コートを自由自在に走り回りトライを決めるのです。普通のラグビーからキックやタックルなどのプレーをなくし、代わりに腰につけたタグをとるのでラグビーのようなぶつかり合いはありません。ですから性別や年齢を問わず、安心安全に楽しむ事ができるのです。

明日、９月６日（土）北条スポーツセンターで「第４回スポーツ＆タグラグビーチャレンジin風早」が開催されます。鮮やかな緑が美しい人口芝のコートで、ちょっぴり贅沢気分が味わえる鬼ごっこ（タグラグビー）を一緒に楽しみましょう！

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