(松山市総合コミュニティセンター体育館トレーニングルーム)
前回、筋力トレーニングの効果は遺伝的な影響があり、生きている間はその影響を受け続ける事になるというお話をさせて頂きましたが、私も肩や(三角筋)や腕(上腕二頭筋)、ふくらはぎ(腓腹筋)の筋肉の成長が遅い事が悩み。これも遺伝的な影響によるものだと考えられます。
この先、私が血の滲むような努力をしても、このような遺伝的な影響もあり、アーノルド・シュワルツェネッガー(映画俳優・元カリフォルニア州知事)のような迫力ある肩や腕のラインは絶対に作れません。ですから私にとっての筋力トレーニングとは、筋力や筋量などを自分自身の遺伝的限界値に近づける為の作業だと考えています。
そしてもう1つ、私が遺伝的限界値があるということ以外にも理解しておかなければいけないのが、トレーニングは遺伝的限界値に近づけば近づくほど、その効率が落ちていくという事。
トレーニング歴5年程度の18歳の私でしたら遺伝的限界値に比べ、筋肉の能力が非常に低い状態、すなわち〝伸びしろ〟がたくさんあり、少しのトレーニングで大きな効果が得られます。しかし30年間トレーニングを続け、ある程度遺伝的限界値に近づいた現在では、能力を少し伸ばす為にも大きな労力が必要とされるのです。
今月1日に42歳になった私にあとどのくらい〝伸びしろ〟があるかわかりませんが、両親から授かった遺伝的限界値に少しでも近づけれるよう、日々努力していきたいと思います!