「ツバキ」

by okada
3月 19 2014 年

 

3月15日・16日の2日間、松山市総合コミュニティセンターで〝第24回全国椿サミット松山大会〟が開催されました。この大会は、ツバキやサザンカを市町村の花木に指定している自治体関係者や日本ツバキ協会会員、全国のツバキ愛好家が一堂に集い、相互の情報交換と交流を深めるイベントです。

皆さんもご存じのとおり、松山市の市花は「ツバキ」。これは昭和46年に実施された松山市民の皆さんからのアンケートや、明るい町づくり協力会の役員会、松山市議会文教民生委員会においても「ツバキ」が松山市の花として最適であると話し合いが行われ、「伊予国風土記」の逸文の中にも載せられおり、古くから親しまれていた事などから、昭和47年4月1日に「ツバキ」を正式に市花として制定したのです。

ちなみに花言葉は「誇り」「完璧な魅力」、赤椿は「気取らない優美」、白椿は「理想の愛」などがあります。開花時期は2~4月で、その後には花が丸ごと落ちるのですが、そんなイメージからか、武士はツバキの花を嫌い、今でも入院中のお見舞いなどにもNG、競走馬の名前にも「ツバキ」は避けられており、花言葉の優美さとは全く違う印象もあるのです。

また、種から採取される植物性油脂「椿油」は食用以外にも薬用や化粧品などにも多く使用され、古来から毛髪補修成分があると言われている椿油が配合されており、大物女性タレントを多数起用しているCMでお馴染みのシャンプーも人気商品。

〝第24回全国椿サミット松山大会〟のオープニングでは、このシャンプーの発売元でもあり、花ツバキを社のロゴマークにしている大手化粧品メーカーと松山市が「椿パートナー協定」を締結しました。短髪の私ですが、この人気商品「厳選椿オイル」配合のシャンプーで毛先をいたわり、奥深い髪の艶を引き出してみたい思います!(笑)

 

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