「1.6倍」

by okada
4月 14 2014 年

昨日は松山市総合コミュニティセンター体育館トレーニングルームにあるベンチプレス台について書かして頂きましたが、今日はベンチプレスでウエイト(重り)を拳上する際、バーベルを持つ理想的な手幅についてのお話。

実際にベンチプレスのパフォーマンスが1番強くなる手幅を調べた人がいて、「肩幅の1.6倍」が理想的という結果が出ています。その「肩幅の1.6倍」の手幅でバーベルを持つと、大胸筋(むね)が約70%、上腕三頭筋(うで後)や三角筋(かた)が残りの約30%を使いウエイト(重り)を拳上し、ベンチプレスでの動作で稼働する筋肉がバランスよく効率的に使える事から、この「肩幅の1.6倍」がベンチプレスでの標準的な手幅と考えられています。

しかし、あくまでもベンチプレスでいかに高重量のウエイト(重り)を拳上しようかという目的での手幅ですので、大胸筋(むね)より上腕三頭筋(うで後)を鍛えたい方は少し手幅を狭くしてトレーニングを行って下さい。ちなみにあまり広くしすぎると手首に負担がかかり過ぎて怪我の原因となりますので、皆さんの目的に応じて手幅を変更して下さいね!