（第１回キッズスポーツフェスタ～５種目にチャレンジ～）

全国高等学校サッカー選手権大会は１６大会連続２５回目出場の星陵高校（石川）が初優勝を果たし、ラグビー全国大学選手権では帝京大学が６大会連続６度目の日本一に輝きました。皆さんはサッカーやラグビー、その他のスポーツ選手のプレーを見て、あの選手は〝スゴい〟〝上手い〟〝センスがいい〟と思った事があるのではないでしょうか？

そういった選手はプレーの変化や、自分の置かれている状況を素早く把握し、理解するのが上手いのです。ですから素晴らしいシュートやトライを決めれたり、正確な送球やパスが出せたり、いとも簡単にドリブルで相手を抜く事が出来るのです。このようなプレーが出来る選手達が備えているもの、それが〝コーディネーション能力〟皆さんの周りにもスポーツが得意な人と、苦手な人がいると思います。この差の原因の１つに、脳で考えて実際に体が動くまでの一連の流れの処理速度に違いがあります。

スポーツが得意な人はこの一連の流れを素早く、それも正確に行えるため動きにスムーズさがあります。一方、スポーツが苦手な人は脳から次々と伝達されてくる指令に対して処理が追いつかず、脳と筋肉が上手く連動せず、おかしな動きになってしまうのです。

つまり、コーディネーショントレーニングというには、運動における一連の流れの処理速度、正確性を向上させる動作。一般の方が〝トレーニング〟と聞いて思い浮かべる腹筋や腕立てふせ、走り込みなどの「キツそう」「ツラそう」という筋力や体力を向上させる運動ではなく、神経回路の関連性を向上させる〝脳と体のトレーニング〟なのです。

当財団では松山市総合コミュニティセンターと松山中央公園でキッズコーディネーション教室を開催しています。小学１・２年生を対象としたベーシックコース（松山市総合コミュニティセンター・松山中央公園）、小学３・４年生を対象としたレベルアップコース（松山中央公園のみ）があり、たくさんの子供さんが楽しく元気に体を動かしています。

次回は２月３日（火）より松山市総合コミュニティセンター体育館で開催いたします。コーディネーション能力向上に興味がある子供さんのご参加お待ちしております。

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