「紅葉」

by okada
11月 14 2013 年

(松山市野外活動センター)

 

スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋と何をするのにも気候のいい秋ですが、私達、健康運動指導士のお勧めは、この時期にしか味わえない〝紅葉を楽しみながらのウォーキング〟

赤や黄色が入り混じった秋の紅葉は、美しい刺激をほどこした織物でも見るような光景で私たちの目を楽しませてくれます。さて、秋になるとそれまで緑色だった葉の色がなぜ変化するのでしょう?

緑色の葉はクロロフィル(葉緑素)が太陽の光エネルギーを用いて、二酸化炭素と水からデンプンなどの炭水化物を合成し酸素を放出します。これが皆さんも学生時代に習った事がある光合成というメカニズム。

黄色に色づくイチョウなどの場合、葉の中に緑色の成分のクロロフィルと、黄色の成分のキサントフィルがあるのですが、秋になるとクロロフィルが壊れてキサントフィルが残るため黄色になるのです。

赤く色づくモミジやハナミズキなどの場合は、 クロロフィルが壊れて光合成によって出来た葉の中の糖分から、日光によって赤い色素のアントシアニンが作られるため赤色になるのです。

松山市菅沢町にあります松山市野外活動センター(レインボーハイランド)の紅葉も今が見頃だそうです。11月は目で秋を感じ、心地よい空気の中でウォーキングを楽しんで下さいね!