(はじめての野球教室with愛媛マンダリンパイレーツ)
文部科学省は体育の日に合わせ〝2012年度体力・運動能力調査〟の結果を発表しました。全国の小学生約1万3,500人を対象に8種目(握力・上体起こし・長座体前屈・反復横跳び・20mシャトルラン・50m走・立ち幅跳び・ソフトボール投げ)で実施された体力テスト。合計点は7歳女子と11歳女子で過去15年(1998年新体力テスト導入後)の中で最も高くなりました。
種目別で見ると、立ち幅跳びやボール投げは横ばい、50m走や反復横跳び、上体起こしなどの成績が伸び、合計点を押し上げています。しかし、握力は下がり気味。握力が低下すると物が持ちにくくなったり、ペットボトルの蓋を開けれなかったりと日常生活でも支障が出てきます。原因はノブを回すタイプのドアが少なくなり、蛇口をひねらなくても水が出るといった生活環境の変化が影響しているのではないかと考えられています。
先日開催された「はじめての野球教室with愛媛マンダリンパイレーツ」では、握力を使い、ボールをしっかりキャッチしたり、バットを力強く振ったりと、野球の技術向上はもちろん、握力強化に必要な動作も多く取り入れられていました。