松山市内の大通りをウォーキングをしていると、必ずと言っていいほど植えられている街路樹。古川町を南北に走る〝はなみずき通り〟のように、通りごとに種類の違う街路樹が並んでいる所もあり、歩く楽しみの１つになっています。
ハナミズキのように綺麗な花を咲かせる木があれば、平和通りのイチョウや南環状線のケヤキなど、紅葉の美しい木もあります。これらの街路樹は実は、むやみやたらに植えられているのではなく、ある条件によって選ばれている事をご存じでしょうか。
①夏は路面の温度が上がらないように多くの葉が生い茂る木。
②夏の高温や乾燥した環境でも耐えれる木
③冬は路面の凍結を防ぐ為に葉を落とし日当たりを良くする木。
④アスファルトの隙間の少ない土でも成長できる木。
⑤排気ガスにも強い木。
⑥電線などの邪魔にならないようばっさりと剪定しても丈夫な木。
⑦虫や強風の害を受けにくい木。
このように街路樹は多くの条件をクリアした素晴らしい木なのです。皆さんもいつもの道を街路樹に注目して歩いてみて下さいね。きっとまた違った風景が見えてくるはずです。
