今日も〝あくび〟についてのお話です。東京大学などの研究グループが1~11歳の飼い犬25匹に、飼い主と知らない人があくびをする様子を見せ、犬があくびをする回数を調べました。
人間の場合でも脳は成長と共に発達するので、4~5歳くらいまでの幼児にはあくびは移りにくいと言われています。つまり、人間以外の動物は一般的には前頭皮質が発達していないので、基本的にはあくびは移りにくいというのが今までの考えでした。
しかし結果は、飼い主のあくびを見た時に、知らない人と比べて3.5倍になったそうです。つまり犬も飼い主のような関係が深い人に対して〝感情移入〟してあくびをしている可能性があるという事なのです。
試しにうちのトイ・プードル(ギンジ君)にあくびを見せる実験を行ってみたのですが、まったくといって反応なし・・・ これまで一緒に生活を共にしてきた信頼関係は・・・ ちょっぴりショックな実験結果となりました(笑)