全国の高校生が俳句の日本一を競う〝俳句甲子園〟が近代俳句の祖・正岡子規の故郷でもある松山で開催され、高校生らしいフレッシュな句を詠みあげ、熱戦を繰り広げました。
今年は全国から過去最高の125チームがエントリーし、地方大会を勝ち抜いた36チームが参加。試合は1チーム5人で行われ、詠んだ俳句の出来栄えや、相手チームの句に対する鑑賞力などを総合して勝敗が決められます。
25日(日)に松山市総合コミュニティセンターで行われた決勝戦の題目は「紙」。5句目で開成高校A(東京)が洛南高校B(京都)に勝利を収め、2年ぶり7度目の優勝を果たしました。
五・七・五という17音に、季節の美しさや、日々の生活の中に隠れている小さな感動などに気づかせてくれる俳句。俳都・松山ならではの素晴らしいイベントです。