11月9日(土) 北条スポーツセンターで、タグラグビー交流戦やスポーツテストなどを行う〝第3回スポーツ&タグラグビーチャレンジin風早〟が開催されます。
ラグビーは、1823年イングランドにあるラグビー校でのフットボールの試合中に、ウィリアム・ウェブ・エリスという少年が、手でサッカーボールを持って走り出し、そのまま相手ゴールまで持ち込んだというエピソードから新しく手を使用する球技として誕生しました。
詳しく説明させていただくと、当時のイングランドではそれぞれの学校ごとに独自のルールでフットボールを楽しんでいました。もちろんラグビー校も独自のルールがあり、ボールを手で扱うことは一瞬だけしか認められていませんでした。ボールを手で扱った場合は後ろに下がるか、すぐにボールを置いて他のプレーヤーに任せるか、キックでボールを蹴る以外認められてなかったのです。
しかしエリス少年はこのルールを完全に無視して、地面にあるボールを手で拾い上げ、持ったままゴールへ向かい走って行ったのですが、これは面白いという事になり、やがてそれが公式のラグビー校のルールとして認められるようになったのです。
ちなみに、現在でもラグビー校にはエリス少年の手を使った反則プレーがラグビーを生み出した事を称える石碑があるそうです。今日は反則プレーが新しい球技を生み出したという面白いエピソードのお話でした(笑)