「633ml」

by okada
9月 28 2013 年

今日もビールのお話。ビールの大瓶はなぜ中途半端な容量の633mlになってしまったのでしょう?

昭和15年に新しい酒税法が制定され、それまでビールに付加されていたビール税と物品税が一本化されました。そこで「メーカーに関係なく、瓶の容量を統一させた方が税金がわかりやすい!」という事となり、各ビールメーカー(10社ほど)の大瓶を集め調査したのです。

調査の結果、各メーカーの大瓶の容量はバラバラ。1番大きな瓶が643.992ml、1番小さな瓶が633.168mlだったのです。そして1番小さな瓶を基準にしておけば、それより大きい瓶もそのまま使用できるという事で大瓶の容量は633mlと定められたのです。

他にも瓶ビールでは中瓶500ml、小瓶334ml、缶ビールでは135ml、250ml、350ml、500ml、1000ml、ミニ樽では2000ml、3000mlなどのビールがありますが、血液の循環を良くし、身体の疲れを癒してくれる程度の適量サイズを選び、美味しく飲んで下さいね(笑)