(興居島の小富士)
カンボジアの首都ブノンペンで開かれているユネスコの世界遺産委員会では、新たな世界遺産の登録審査が続いており、注目される富士山は本日夕方にも世界文化遺産に登録される見通しとなりました。
あの優美な風貌は日本のシンボル的な存在で、幼児が画用紙に描いてもすぐそれと分かる山も珍しいのではないでしょうか。
富士山は標高3,776mで高さ日本一。興居島(ごごしま)の小富士のように日本各地には「富士」と名の付く地名や学校、会社なども多く、日本人が1番大好きな山なのです。
富士山の人気は今に始まった事ではありません。万葉集の「竹取物語」などで詠われていたり、葛飾北斎の「富嶽三十六景」は世界的傑作として知られています。
環境省によると2012年7~8月の富士山への登山者数は約32万人、登山期間中に各登山道五合目には約120万人、山麓部へは年間約1,600万人が訪れるそうです。私も日本人として生まれたからには1度は歩いてみたいウォーキングスポットです。