現在、世界で最も年を重ねているおじいちゃんとおばあちゃんが日本にいらっしゃる事をご存じですか?京都にお住まいの木村次郎右衛門(きむらじろうえもん)さんと、大阪にお住まいの大川ミサヲ(おおかわみさお)さん。共に115歳。
次郎右衛門さんは2012年12月28日に、クリスチャン・モーテンセンさん(アメリカ)の115歳252日という男性の長寿世界記録を更新しました。次郎右衛門さんの誕生日は大英帝国にビクトリア女王が君臨していた時代の1897年(明治30年)4月19日。
次郎右衛門さんと一緒に暮らす孫の妻の木村栄子さんは「おじいちゃんは何に対しても前向き。後ろを振り返らないし楽天的。」と次郎右衛門さんの達者ぶりを表現しています。
どうしたら健康で長生きできるのか?そんな研究を慶応大学医学部の研究グループが1992年から始めています。100歳以上(百寿者)の方を対象に、約750人の病気既往歴や、血液検査、性格や家族との関わりなどを調べた結果、百寿者の方々は自分自身の人生を前向きにとらえ、若い時に比べて多少なりとも体が不自由になっても「今が幸せ」と感じている方が多いそうです。また、好奇心に溢れているのも特徴で108歳からテレビゲームを覚えたおじいちゃんもいたそうです。
平成25年度がスタートしました。私達、市民スポーツ振興課も百寿者の方を見習い、何事にも〝好奇心〟を持ち、そして〝前向き〟な姿勢で仕事に取り組んでいきたいと思います。今年度もよろしくお願いいたします。