令和2年11月8日(日)に北条スポーツセンターで開催された「~松山市文化・スポーツ振興財団設立10周年記念事業~身体障がい者スポーツ交流大会&体験会」。このイベントは来年に開催が予定されている東京オリンピック・パラリンピックなど、我が国のスポーツ振興の機運も高まっている中、未来に向けて頑張っているパラアスリートの応援や、パラスポーツの理解、スポーツを通じた健康増進など、スポーツをより一層社会発展に活用することを目的に初めて開催となりました。
今回のイベントでは身体障がい者野球チーム「愛媛ブレイド」の沢岻(たくし)代表による講話や、車いすバスケットボールクラブ「愛媛WBC」の皆さんによる競技デモンストレーション、軟式野球の交流大会、パラスポーツの体験会(ボッチャ・フライングディスク・車椅子バスケットボール)などを行い、約200名の参加者の皆様に「パラスポーツ」の魅力を十分にお伝えできた1日となりました。
「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に活かせ」と言ったパラリンピック創始者のルードウィッヒ・グッドマン博士。その思いはしっかりと伝わり、「目は見えなくても夢は見える」「人は誰もが生きた印を刻んでいく。私達の傷跡は私達が生き、人生から逃げなかった証なのだ」とパラリンピックのメダリスト達も私達に感動や勇気を与えてくれるコメントを数多く残しています。
全身全霊で挑戦する事の素晴らしさを私達に伝えてくれる「パラスポーツ」。当財団ではこれからもパラスポーツを通じて障がいのある方々を応援し、笑顔溢れる幸せな街作りに少しでも貢献できるよう、職員一同チカラを合わせ努力して参ります。
◆共催
愛媛県身体障がい者野球チーム「愛媛ブレイド」
ONOスポーツクラブ(総合型地域スポーツクラブ)
◆後援
松山市
松山市教育委員会
愛媛県障がい者スポーツ協会
◆協力
愛媛県バスケットボール協会
松山市軟式野球連盟
愛媛県障がい者フライングディスク協会
◆協賛
聖カタリナ大学
聖カタリナ大学短期大学部
ナガセケンコー株式会社