‘陸上競技’ カテゴリーのアーカイブ

「2種目制覇」

お知らせ, 中央公園, 陸上競技 | by okada
7月 31 2024 年

(キッズチャレンジ事業)

 

平成30年度にスタートした「キッズチャレンジ事業」も今年で7年目を迎えました。この事業に参加してくれていた当時小学生だった子供たちも、今では様々なスポーツ分野で活躍しています。

令和6年7月に行われた愛媛県中学校総合体育大会陸上競技の部では、事業卒業生で松山市立余土中学校の竹場琉翔選手(3年生)が、男子400mと男子800mの2種目で優勝と素晴らしい成績をおさめました。

いつの間にか顔つきや言動が頼もしくなった事業卒業生が、スポーツで活躍している姿を見れることを本当に嬉しく思います。これからも自己記録更新を目指し練習に励んでくださいね。四国中学校総合体育大会での活躍を心から期待しています。

 

「2年連続インターハイ出場」

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7月 26 2024 年

(キッズチャレンジ事業)

 

平成30年度にスタートした「キッズチャレンジ事業」も今年で7年目を迎えました。この事業に参加してくれていた1期生も高校3年生となり、様々なスポーツ分野で活躍しています。

令和6年6月に行われた愛媛県高等学校総合体育大会陸上競技の部でも、キッズチャレンジ事業卒業生で済美高等学校の鶴井結莉選手(3年生)が女子走り幅跳びで優勝(2連覇)、女子4×100mリレーと女子4×400mリレーと合わせて3冠と素晴らしい成績を収めました。(女子200mは3位入賞)

また、そのままの勢いで臨んだ四国高等学校総合体育大会の女子走り幅跳びと女子4×100mリレーでも優勝、5位入賞の女子4×400mリレーと合わせ3種目での全国高等学校総合体育大会(インターハイ)出場を決めました。

昨年の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の女子走り幅跳びでは決勝に進出、日本選手権室内大会のU20女子走り幅跳では初の全国入賞(5位)を果たした鶴井選手。スピードのある助走と柔軟性を生かしたダイナミックな跳躍を武器に、昨年以上の活躍を心から期待しています。

 

「石山大輝選手が日本選手団の旗手に選出されました」

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7月 05 2024 年

(石山大輝選手)

 

8月28日に開幕する「パリ2024パラリンピック競技大会」の日本選手団の旗手に、当財団のイベントやキッズ教室で講師を務めてくれたことのある石山大輝選手(松山市出身/男子走り幅跳び視覚障害T12クラス)が選出されました。

日本パラリンピック委員会は今大会から選手の負担軽減などを理由に主将を置かないことを決めており、石山選手は日本選手団の「顔」を担う形となります。

今年5月に行われた「神戸2024世界パラ陸上競技選手権」で自らが持つ日本記録を1cm更新する7m08cmをマークして銀メダルを獲得し、初めて出場となるパラリンピック競技大会でもメダル獲得が期待されている石山選手。最高のパフォーマンスでパラスポーツ界を盛り上げてくださいね!

 

※パリ2024パラリンピック競技大会の日本代表に内定した石山大輝選手を祝して、松山市総合コミュニティセンターに横断幕を飾っております。お近くにお越しの際には是非ご覧ください。

 

「走り幅跳びの助走」

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6月 04 2024 年

(石山大輝選手/神戸2024世界パラ陸上競技選手権)

 

先月開催された「神戸2024世界パラ陸上競技選手権」の男子走り幅跳び視覚障害T12クラスで、石山大輝選手(松山市出身)が自らが持つ日本記録を1cm更新する7m08cmをマークして銀メダルを獲得。パリ2024パラリンピック競技大会の日本代表にも内定しました。

走り幅跳びは「助走・踏切・空中動作・着地」の4つの動作がスムーズに連動することで好記録が生まれます。特に助走のスピードが跳躍距離に大きな影響をおよぼしますが、選手が助走を始めてから最高速に達するまでに要する歩数は17~20歩前後と言われており、1歩の歩幅を2mで計算すると助走距離は34~40メートルが理想的な助走距離となります。

ちなみに、助走の開始地点や歩幅の目安として、助走路の外側にはマーカー(目印)を2個まで置くことができますが、石山選手は助走の開始位置でもある49mに1個目、42m60cmに2個目のマーカーを設置しています。やや長めの位置からゆったりと助走に入ることで、踏切に向けてリズムよく走れるそうで、走り幅跳びを本格的に始めた頃より少しずつ助走距離が伸びてきたそうですよ。

 

※パリ2024パラリンピック競技大会の日本代表に内定した石山大輝選手を祝して、松山市総合コミュニティセンターに横断幕を飾っております。お近くにお越しの際には是非ご覧ください。

 

 

「世界パラ陸上銀メダル獲得&パリパラ内定!」

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5月 28 2024 年

(石山大輝選手/神戸2024世界パラ陸上競技選手権)

 

先日(5/20)開催された「神戸2024世界パラ陸上競技選手権」の男子走り幅跳び視覚障害T12クラスに、当財団のイベントやキッズ教室で講師を務めてくれたことのある石山大輝選手(松山市出身)が出場。

石山選手は3回目の跳躍でシーズンベストとなる6m85cmを記録、4回目に6m97cmを跳んで更に記録を伸ばし、そして観客に手拍子を求めて臨んだ最終6回目には自らが持つ日本記録を1cm更新する7m08cmをマークして銀メダルを獲得しました。

パリ2024パラリンピック競技大会の日本代表にも内定となり、「記録を伸ばすことだけ考えて、走りも跳躍も磨いていく」と意気込みと決意を語ってくれた石山選手。パリでも100m10秒台のスピードを生かしたダイナミックな跳躍を楽しみにしています。本当におめでとうございました。

 

「石山大輝選手(パラ陸上)フォトモザイクアート」

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3月 30 2024 年

(松山中央公園プール)

 

パラ陸上競技の走り幅跳びで「パリ2024パラリンピック競技大会」出場を目指す石山大輝選手(松山市出身)。高校1年生の時に光を感じる網膜に異常が生じる国指定の難病である網膜色素変性症と診断され、現在はパラ陸上競技で2番目に障がいが重いクラスで戦っています。

2023年4月に行われた日本パラ陸上競技選手権大会の男子走り幅跳び(視覚障害クラス)で7m07cmの日本新記録をマーク、勢いそのままに臨んだ7月のパリ2023世界パラ陸上競技選手権大会で4位入賞、10月の杭州アジアパラ競技大会では銅メダルを獲得しました。

当財団のイベントやキッズ教室で走り方や跳び方の実技指導など、多大な貢献をいただいた石山選手への感謝と応援の意を込めて、「石山大輝選手応援プロジェクト」として実施したクラウドファンディングでの制作作品(フォトモザイクアート)を、松山中央公園プール(アクアパレットまつやま)のエントランスに展示しています。

公募により集まった700枚の写真が1万9,000枚散りばめてデザインされた素敵な作品となっております。お近くにお越しの際には是非一度お立寄りいただき、石山選手の迫力ある跳躍フォームをご覧ください。皆様のご来場お待ちしております。

 

※松山中央公園プール(アクアパレットまつやま)での展示は令和6年5月末までとなっております。

 

 

「北条スポーツセンターキッズスポーツ教室参加者募集」

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12月 04 2022 年

(北条スポーツセンター体育館)

 

中高年者の病気というイメージがある「生活習慣病」ですが、今では30~40歳代の若い世代にも多くみられるようになり、子供の頃からの食事や運動などの生活習慣が発症や進行に深く関わっていることがわかってきました。

「三つ子の魂、百まで」という諺(ことわざ)があるように、子供の頃から刷り込まれた習慣はなかなか変えることができません。いつまでも元気で健康に過ごす為には、子供の頃からの正しい食事や運動などの習慣を身に付けることが大切です。

北条スポーツセンターでは体力や運動能力の向上はもちろん、子供たちの健やかな発育を願い、様々なキッズスポーツ教室を開催しています。たくさんのご参加お待ちしております。

 

※ご参加される皆様の健康と安全を最優先するため、新型コロナウイルスの感染拡大の状況や雨天の場合は教室を中止する場合があります。開催の有無は財団ホームページ(https://www.cul-spo.or.jp/)にてお知らせいたします。

 

「競歩」

陸上競技 | by okada
4月 24 2021 年

(北条スポーツセンター陸上競技場)

 

柔道、体操、競泳など日本のお家芸と呼ばれているスポーツがいくつかありますが、ここ数年の間に世界大会の表彰台の常連となっているのが陸上競技の「競歩」。世界陸上2019年ドーハ大会では日本選手が獲得したメダル3つのうち2つが男子競歩(男子50km・男子20km)で、しかも2つとも金メダルという快挙なのです。(残り1つは男子4×100mリレー銅メダル)

競歩とは歩くスピードを競うスポーツなのですが、皆さんのイメージとは少し違っていてかなりの速さで歩きます。男子50km競歩(ロード)の日本記録は3時間36分45秒ですのでフルマラソン(42.195km)を約3時間で歩く計算となります。

トラック種目では男子5,000m競歩の日本記録が18分20秒14となっており、1,000mを平均で3分40秒、100mを22秒で歩きますので、1分間80m(時速4.8km)で表示されている不動産物件の「駅から徒歩5分」は、競歩のトップ選手だとたったの「90秒」で到着する計算となるのです。

東京2020オリンピックでは男女の20キロと男子50キロが行われ、陸上の日本勢で最もメダルへの期待が大きい種目と言われています。歩くということは私たちでも日常に染み付いた行動ですので、選手と一緒に歩いている気持ちになりながら応援してくださいね。

 

「左回り」

北条スポーツセンター, 陸上競技 | by okada
6月 25 2020 年

(第9回市民スポーツフェスタ)

 

陸上競技場のトラックではランナーが走る方向は必ず「左回り」と決められています。これは国際陸上競技連盟(IAAF)が決めた国際ルールブックにて「レフトハンドインサイド(左手を内側に)」と記されているからなのです。

100年ほど前までは右回りでの競技も行われていた事があるのですが、1906年に開催されたアテネオリンピックでトラック種目を右回りで行ったところ、選手やコーチから「走りにくい」と苦情が続出し、1913年に左回りに統一されました。

人間は左回りの方が走りやすい理由としてはいろいろな説があるのですが、左足を軸にした方が身体を支えやすく、右足は左足と比べ地面を力強く蹴る事ができるという理論が今のところ有力です。

ちなみに競輪や競艇、スピードスケートや野球のベースも左回り。ハンマー投げや円盤投げの選手も左回りで投げる選手が圧倒的に多く、子供達を回転する椅子に座らせると大半が左回転させて遊びます。

他にも人間は暗闇の中を歩くとフラフラと左側に寄っていったり、警察に追跡される逃走犯も街中を左回りに逃げる確率が高いそうです。これらに明確な答えはないのですが、データ的に見ても人間が左回りを好む事は間違いなさそうです。私がほぼ毎日立ち寄るスーパーやコンビニの多くも左回りでお店を回りながら買物ができるよう設計されているのも納得です!