今年も松山市文化・スポーツ振興財団では「スポーツで人と街を元気に」していくため、キッズから高齢者の方までさまざまな方を対象とした教室を数多く展開していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
そして新年一発目の教室は
キッズバスケットボール。
今日はこの教室の90分の流れを簡単にご紹介しましょう。
まずは準備運動。
ストレッチはバスケットボールを使って行ないます。足の向こうを越えてボールを一周。
太もも後ろと腰周りを伸ばします。
次は開脚して
指一本でぎりぎり・・・通った! またが裂けるかも(* *;)
ストレッチの後は動きを入れた準備運動。交互にももをあげながらできるだけ早くボールをくぐらせます。
このように競技で使う道具を使ってストレッチや準備運動を行なうと、より道具に対しての感覚が刺激されます。
コーディネーション能力では【識別能力】の向上につながります。
そして鬼ごっこ。サッカーでも同じでしたが鬼ごっこはスポーツの基本です。
周りを見渡し刻一刻と変わる状況を分析して自分がどうすればよいか、連続した判断を行ないます。
(もちろん子供たちはそんな複雑なことを頭で考えてやっているわけではありません。本人たちは反射的に身体を動かしているだけです。)
ボールを持っていない子が鬼。タッチをされたらコートの外に出ます。
次はドリブルをしながら逃げます。鬼はボールをコートの外に出したらOK。
鬼はどこかな?ドリブルしながら周りを見るのは大変(*○*)
短い休憩を入れて後半は本格的なバスケットボールの練習へ。
まずは1対1から。
ドリブルで相手を抜いてシュート!バスケットボールの基本です。
左から切り込んで
ゴールが見えたらシュート!教えなくても相手を抜くときは自然とフェイントがでてくるようになってきました。
次は2対2。今度は見方を探してパスをしなければなりなせん。周りを見てパスかドリブルか判断します。
コーチの指示は2つ。「周りを見て!パス」「ゴールが見えたらシュート!」シンプルでわかりやすい言葉で子供たちに伝えていきます。
フリーの人は味方に声を出して自分の場所を教えます。
攻めのパスが1~2本通れば十分シュートが打てるところまで持っていけます。
最後は4対4。パスの選択肢は3つに増えました。ここまでくるとほぼバスケ。
子供たちも4対4では非常に盛り上がっていました。今日の練習で一番声がでていたのもこの4対4でした。
バスケットボールのおもしろさがだんだんとわかってきたのでしょう。
この教室は日本バスケットボール協会の「プレゴールデンエイジ指導マニュアル」をもとに、松山市バスケットボール協会が小学1年から4年向けのプログラムを組んでいます。
簡単な鬼ごっこから始まり少しずつ判断が複雑になるよう、段階を踏んで練習が組まれていますね。
そして今日のちびっ子コーチ。小野ミニバスケットボールクラブと久米ミニバスケットボールクラブから来てくれました。
準備運動からかなり早くて正確なボールさばきを披露してくれました。
みんなの良いお手本となりました。ありがとうございます。
明日もぜひ来て教えてくださいね。