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発掘こぼれ話

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第2回目 『どっちの建物が古いの?』

発掘調査の現場では、すべての遺構(建物跡など)が一つずつ離れた状態で見つかるわけではありません。

どちらかというと、いくつかの遺構が重なり合った状態で見つかることがほとんどなのですが、それでは調査員さんはどのようにして重なり具合(つまり、どちらの建物が古いのか新しいのか)を見きわめるのでしょうか?

どのようにして重なり具合を見きわめるのでしょうか?

(1) たとえば2つの建物(穴)がこんなふうに重なり合っていたとします。

どのようにして重なり具合を見きわめるのでしょうか?

(2)-1 一見すると同じ土で埋まっているように見えますが、よーく見ると・・・!!

どのようにして重なり具合を見きわめるのでしょうか?

(2)-2 上から見ただけでははっきりしない場合には、重なっている部分を溝状に細く掘り下げて土のたまり具合をよーく調べます。

どのようにして重なり具合を見きわめるのでしょうか?

(3) 四角の建物が丸い建物を切り込んでいます!!(丸い建物が埋まった後、四角の建物がつくられたことがわかります。)したがって、古いのは丸い建物だったのです。

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