『久米窪田森元遺跡5次調査』 (松山市久米窪田町)で遺跡の発掘調査を行いました。( 終了しました。)
くめくぼたもりもといせき 久米窪田森元遺跡5次調査
本調査地は、宅地造成に伴う発掘調査です。調査地周辺では、久米窪田古屋敷遺跡、久米窪田森元遺跡1次調査~4次調査、久米窪田I遺跡~N遺跡などがあり、縄文時代から中世にかけての集落関連遺構や遺物が多数出土している地域であります。このうち、東側100mに所在する久米窪田森元遺跡3次調査では、古墳時代から奈良時代の生活関連遺構と自然流路より、木簡を含む多数の木製品と須恵器が出土しています。 事前に実施された試掘調査の結果、土坑、柱穴を検出し、弥生土器、土師器、須恵器などが出土しています。これらのことから、古墳時代以降の遺跡の広がりが想定されます。