『南高井一丁地遺跡』 (松山市南高井町)で遺跡の発掘調査を行いました。( 終了しました。)
保育園改築に伴う発掘調査です。調査地は松山平野東部の標高36mに立地します。周辺の遺跡には、調査地の西約200mの浮穴小学校構内遺跡で、弥生時代の壺棺を主体部とする土壙墓や溝のほか、弥生時代後期や古墳時代中期の竪穴建物などが見つかっています。 事前に実施された試掘調査の結果、柱穴や自然流路などが見つかり、遺物包含層の中から弥生土器が多量に出土しました。これらのことから、弥生時代後期以降の遺跡の広がりが想定されます。