遺跡概要
調査では、縄文時代から明治時代の遺構や遺物が発見されました。縄文時代の資料には土器と石器(黒曜石)、弥生時代の資料には土坑や土器、古墳時代の資料には溝や土器(須恵器・土師器)があります。調査地は現在、平坦な土地ですが、古墳時代には溝があり、土器の出土状況からは集落が調査地の北側ないし西側の近い場所にあったことが推測され、今回の調査は道後地域の主に古墳時代の集落の解明につながるものになりました。そこで、現地見学と説明、本調査の出土品ならびに周辺地域の発掘調査(持田本村遺跡1次調査・岩崎遺跡)の出土品や調査時の写真を展示します。
(1)現地見学
・弥生時代の土坑
・古墳時代の土坑と溝(土器が集中して出土)
(2)ミニ展示会
・発掘調査中の写真パネル
・持田本村遺跡(1・2次調査)と岩崎遺跡の出土品
(縄文土器・弥生土器・土師器・須恵器・唐津焼・黒曜石・石包丁・矢じり)
(3)古代服試着体験
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